美肌に良いものは?
というとコラーゲンが良いと良く耳にしますが、
コラーゲンって、いったい何なのか、ご存知ですか?
コラーゲンは、体内に含まれているたんぱく質で、
体内のたんぱく質量の中の約20~30%がコラーゲンになります。
コラーゲンの約半分が皮膚に、20%程度が軟骨や骨などになります。
コラーゲンの働きを高めることは、皮膚の活性化につながり、
コラーゲンは細胞の新陳代謝を良くします。
皮膚は、3つの構造から成っています。
表皮、真皮、皮下組織で普段私達が目にしているのは表皮の部分ですが、
一番重要な部分と言われるのはその下の部分の真皮です。
真皮の70%はコラーゲンで保たれており、
コラーゲンの働きが悪くなると変形を起こして、
水分を保っている場所が狭くなっていきます。
そうなるとお肌の水分が減って保湿効果が落ち、
美肌どころか乾燥肌になり、
様々な肌トラブルを引き起こす原因となります。
美肌を保つには、
コラーゲンはとても重要な成分というわけですが、
加齢と比例してバランスが崩れて、
新しいコラーゲンが作られにくくなります。
40才になると、20才の人の半分の量にまで減少するといわれています。
そして古いコラーゲンが多く体内に残ってしまいますが、
古いコラーゲンでは柔軟性がなく、
保水力も落ちていて、十分な機能を果たしてくれません。
これがお肌の老化の1つの原因になります。
コラーゲンの機能の低下は、
皮膚だけでなく、血管や骨、目にも影響を及ぼします。
血管の弾力が失われて高血圧や動脈硬化を引き起こしたり、
骨の組織がもろくなって、骨粗しょう症になったり、白内障の原因になったりしてしまいます。
美肌だけでなく、健康を維持するための方法として、
コラーゲンを補充することはとても効果的だといえますね。